環境に優しい砕石の地盤改良工法
-エコジオ工法

未来の子どもたちにきれいな地球を残すため──

最近、環境や土地の資産価値などの規制の変化により、住宅などの小規模な地盤改良工事において、
砕石を用いる地盤改良工法が急速に増加しています。
しかし、従来の技術では、掘削に伴う孔壁の確実な崩壊防止が困難でした。
エコジオ(※)工法は、独自開発のEGケーシングにより孔壁の崩壊を防ぐとともに、
簡単な操作で常に安定した品質を確保できる、画期的な地盤改良技術です。
※商標登録第5246930号

エコジオは三重大学との共同研究の成果に基づいた砕石地盤改良技術です。

01:設計長が短く、経済的

従来工法と比べ、設計総延長が短い。

エコジオ工法は、支持杭ではなく置き換え工法です。
建物の重さを「砕石部」と「現地盤」の両方で支えるのに加え、「砕石部」で受け止めた重さは地中に分散。
そのため、先端には強固な地盤を必要とせず、多くの場合、一般的な固形杭よりも設計長が短くなるので、
工期の短縮につながり、土壌の撤去も必要ないため経済性が高くなります。
また、地盤条件によっては、他工法と比べ、全体工事価格を低減しつつ、より高い利益率を確保することもできます。

02:廃棄物0(きれいな現場)

最先端技術「エコジオZERO」なら土が出ない。

エコジオ工法(標準タイプ)は、施工時に廃棄物が発生せず、地中にも人工物を残しません。
さらに、エコジオZERO工法(無排土タイプ)※なら、掘削中に残土が発生しないため、
施工中から将来にわたり「廃棄物・残土」をゼロにすることが可能です。
※エコジオZERO工法は、適用できない地盤があります。

03:工期を短縮

杭頭処理、事後試験、養生が不要。

従来工法で必要な杭頭処理や事後試験、養生期間が不要です。
そのため、施工が完了した直後から基礎工事に着手できます。

04:近隣住民への配慮

振動・騒音・粉塵対策

エコジオ工法は、振動・騒音も少なく、
付着すると取れにくいセメントの粉塵も発生しません。
周辺の住環境への影響を最小限に抑えます。

05:安心・安定の品質管理(クラウドシステム)

・記録管理

エコジオ工法クラウドシステムで全数管理

エコジオ工法では、施工管理装置の内部で施工記録を暗号化。
施工会社は「暗号化された施工記録」をエコジオ専用の本部サーバーへ送り、
解析・保存・帳票化し「帳票化された施工記録」を取り出します。
全杭の深度・砕石量・10cm毎の締固め圧力などを暗号化データとして取り出し、
専用サーバーにて解析・保管するため現場の職人に依存しない徹底した施工管理となり、
施工記録の改ざんなどの心配がありません。

砕石の締固め

オペレーターは、施工管理装置からのアラームにより操作するため、均一な締固めを実現。

「エコジオ工法管理技士」をエコジオ工法協会が認定

各会員企業に対して、エコジオ工法協会が設計・施工管理および施工方法に関する研修を実施します。
更に、エコジオ工法協会が認定する会員企業の「エコジオ工法管理技士」が、
設計・施工・品質管理を行うことにより、常に品質の安定した砕石地盤改良工事を提供します。

・安定した品質

専用ケーシング(鉄の筒)で、穴の崩壊を防止。

施工中に掘削した穴が崩れ砕石に土が混ざると、砕石抗が弱くなります。
エコジオ工法は、独自開発のEGケーシング(特許取得済)を使ってこれを防止することに成功。
地下水のある軟弱な地盤でも、掘削した穴を崩さず、品質の安定した砕石抗をつくることができます。